「Cartoon Movie」とは、長編映画のプロデューサーが、自身のプロジェクトを進めるにあたって、資金調達を早める目的や、国境を越えたパートナーや国際的な配給会社や販売代理店を見つけるための機会を得る場。1999年から始まって、今年で20回目。2018年3月7〜9日、フランスのボルドーで開催されました。
▼Cartoon Movie 2018のサイト
この中で、今回2つのティーザーを切り出してご紹介します。一つは当ブログ前回のエントリで取り上げたスペイン映画『BUÑUEL IN THE LABYRINTH OF THE TURTLES(亀の迷路の中のブニュエル、西語題:Buñuel en el laberinto de las tortugas)』、もう一つは前々回のエントリの最後に取り上げたスペイン・中国合作映画『DRAGONKEEPER(ドラゴン・キーパー、中国語題:守龙者)』です。
▼『BUÑUEL IN THE LABYRINTH OF THE TURTLES』
方大同は母親のIQ、EQ、VQのコアカリキュラムの哲学を継続し、音楽を通して社会教育にポジティブな力を与えることを望んでいる。約4年間の計画と努力の後、ついに、子供向けグラフィック・ノベルのシリーズ「艾美夢遊(EMI The Dream Catcher)」が誕生した。その為に作った主題歌「キャッチ・ザ・ドリーム(捉个梦)」は、方大同のスタイルと豊かで多様な音楽を結びつけただけでなく、シンプルで鮮やかな上に豊かな意味を持つ歌詞は、エミの真善美の本質を表し、人間と人間の世界への申し立てを試みる。人間と動物の世界、そして、人間と大自然の植物/鉱物の世界は、互いに切り離せないほどの密接な関係にある。活発で自由なモータウン・スタイルの歌唱と工夫されたラップを聞く者は、思わずそれを口ずさむ。
「EMI The Dream Catcher(艾美夢遊)」の創作にあたって最初に思い立ったのは、異なる年齢層や文化背景を持つ大勢の読者の為に、内容が豊富で面白く、教育的な内容にすることでした。その基本原則は、文学を簡略化するのではなく、子供達が十分に理解出来るスタイルにすることで、より高いレベルの理念やより深い考え方に触れさせ、子供達に学びを促し、周囲のことを理解し探求してもらうというものです。このシリーズで採用しているグラフィックと文章の形式は、両親が子供たちに読み聞かせるのに適しているだけでなく、子供達が自分で読むのにも適しています。読んでいる間、子供達は世界の様々な文化を体験し、視野が拡がることでしょう。
各巻の内容はどのようなものか、更に解読を試みました。固有名詞は暫定的に「艾美、Emi」→エミ、「紫兒」→紫っ子、「雪儿、Snowy」→スノウィー、としました。
1.艾美梦游:金砖的秘密(英題:EMI The Secret Of The Golden Bricks)(金のレンガの秘密、参照元はこちらとこちら)
邦訳『チャイニーズ・ライフ――激動の中国を生きたある中国人画家の物語(仏語題:Une vie chinoise、中国語題:从小李到老李:一个中国人的一生)』が出ている中国の漫画家、李昆武氏による、抗日戦争を扱った漫画。フランスでは『Cicatrices』という題名で翻訳が出ています。これから数回に分けて内容の紹介や考察、感想等を書いていこうと思います。まずは、書籍の外観に書かれている文章の日本語訳から。